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COLUMN
更新日:2024.09.30
築45年の賃貸マンション。建て替えかリニューアルか?!
事業用マンションの相談事例のご紹介です。オーナー様のT様は、築45年のマンションを所有されていました。老朽化により空室が増え、賃料は下落傾向。設備も古く、このままでは改修工事費ばかりが増え続け、賃貸事業が厳しくなることは目に見えていました。
フルリノベーションで躯体を維持
オーナー様は建て替えをご検討されていましたが、弊社では骨組みはそのままに現代のニーズに合うように間取りから外装まで作り変える『フルリノベーション』をご提案。その理由は次のとおりです。
- 構造躯体が頑丈で、きちんと耐震改修をすることで充分に活用できる状態だったこと。
- RC造の建物は取り壊しにも多額の費用がかかること。
- 一度取り壊してしまうと法令の制限の改正により、既存の4階建ではなく3階建までしか建築できず、利回りが悪化すること。
- 築年数が古くてもリノベーションにより充分に人気物件に再生、賃料アップ実現してきた実績があること。
最新の設備を導入し人気物件に改装
フルリノベーションをご決断いただき、約10ヶ月かけて立ち退き交渉も完了、工事が行われました。リノベーション後、居室にはアクセントクロスや最新の住宅設備を導入、共用部にはエレベーターやエントランスのオートロック、防犯カメラなどお部屋探しのお客様が重視される設備を導入しました。今回のリノベーションにより、同物件では築45年でありながら賃料もアップ、投資利回りは11.3%を実現しています。