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COLUMN
更新日:2024.09.30
大規模修繕工事のアフターフォローについて
大規模修繕工事が数千万~数億円もの費用が掛かる非常に高額な商品です。当然に求められる品質は高いものを求められます。しかし工事とは無から有を作り出すことに等しく、工事前には物質的には存在しません。
そこで会社の実績や信用度、提案内容などを材料に発注者様に判断していただくことになりますが、アフターフォローというものも工事品質を保証する意味で非常に重要になります。
アフターフォローとは
工事完了後の定期点検を実施することを言います。概ね10年か定期的に来訪して施工部分を点検して必要に応じて補修作業を実施します。このときの来訪時期の目安となるのが、工事後に発行する施工保証書になります。
大規模修繕工事は塗装や防水といった様々な部分の修繕をするわけですが、修繕工事の内容によって施工保証の年数が違います。一般的に1年目、2年目、3年目、5年目、7年目、10年目が来訪時期となり、保証期限に品質が保たれているかをチェックし、劣化が見られれば無償で補修作業を実施します。
また別途で工事案件毎に加入が可能な、大規模修繕瑕疵担保保険もございます。これは万が一発注した業者が倒産してしまい尚且つ瑕疵が見つかった場合に、倒産した施工業者に代わって保険会社が補修費用の支払いをするというもです。
工事経費は上がってしまいますが、施工業者に施工条件として加入させることでアフターフォロー体制をより盤石にすることができます。