施工実績
WORKSBefore
After
- 所在地
- 東京都江東区
- 建物種別
- 医療施設
- 工事箇所
- 外壁改修
- 工期
- 3ヵ月
外壁の一面がガラスカーテンォールとなっているため足場を外壁に固定するための壁つなぎを設置することが出来ないため、ガラス面は高所作業車で作業する計画としました。
高所作業車にてシーリングの打ち替え工事を行っている様子です。足場が設置してある現場よりは手間が掛かります。
ガラスカーテンォールの内側には飛散防止フィルムが貼ってありました。これは地震等にガラスが破損した際に破片の落下を防止するためのものです。経年によりしわや膨れが目立ち美観を損ね、本来の機能面でも十分ではなかったと思います。フィルムはガラス内側に貼られており、ガラスと外壁との間が30~40㎝程度しかないため難しい作業でありました。
屋上防水は元が保護コンクリート仕上げのため、コスト的にも適した工法のウレタン塗膜防水通気緩衝脱気工法を採用しました。
外壁塗装はコンクリート打ち放し専用塗料を使用し、打ち放し面の風合いを損ねるることなく自然に仕上げることを念頭において作業を進めさせて頂きました。
金属の外壁面はメタリック塗装仕上げとし、元の質感を損ねないように配慮しております。
公共施設の大規模修繕工事はマンションとは異なり様々な制限があることが多いです。こちらの現場では診療中の来院患者様に配慮し、騒音作業の時間帯を事前に施設担当者様とお打合せを行い、駐車場部分に高所作業車を駐車して行わなければならない作業は休日作業とするなど可能な限り工事スケジュールを調整しながら施工させて頂きました。