施工実績
WORKS- 所在地
- 千葉県市川市
- 建物種別
- 分譲マンション
- 工事箇所
- 大規模修繕
- 工期
- 4か月
作業に使用する足場は、先行手摺足場と呼ばれるものを採用しました。従来の足場は組み立て作業中において最上段で作業する場合は、支柱を組み上げてから手摺を設置するので落下防止のための手摺が、一時的に設置されていない中で作業を行う必要がありましたが、先行手摺足場は手摺を先に設置してから作業員が最上段に上がるため、より安全性に配慮した工法となっております。
外壁タイルの貼り替えは、ひび割れが発生しているタイルが修繕の対象となりますが、タイルを剥がす際に、その付近の健全なタイルに影響を及ぼさないようにコンクリートカッターでタイル目地に切れ込みを入れてから斫り作業を行います。
外壁塗装は3回塗りで仕上げますが、この写真は1回目の下塗りです。下塗りは微弾性フィーラーといわれる弾力性能のある塗料を使用します。これは塗料表面の微細なクラック(ひび割れ)を埋め、その弾力によりひび割れの発生を抑制する効果がございます。
最上階の廊下屋根部分です。以前に屋上防水は行っていますが、この部分は通常時は有効な柵がないため外部足場が設置された状態でなければ施工困難な部分となります。
マンション廊下床面のシート防水は、一般的に防水性と防滑性が付与された塩ビシートが使用されます。タキロン社の製品がスタンダードですが、その他様々なメーカーから機能や色柄のシートが流通しております。この材料は非常にう耐久性のある材料で状態良く維持が出来ればメーカーで設定されている耐用年数を超えて使用することも可能ですが、一度シート裏側に水が入り込んでしまうとシートが変形してしまうので貼り替えなければならなくなります。
天井部分に漏水が確認されたため、天井塗装仕上げを行う前にボード貼り替えを行っております。
2トーンカラーの外壁タイルが美しいマンションです。こちらのマンションの管理組合様より
大規模修繕工事のご依頼を頂き当社で施工させて頂きました。屋上防水工事は数年前に施工が
完了していたため、それ以外の外壁、バルコニー、共用廊下の修繕を行いました。