千葉・東京の分譲マンションに関する工事はアービック建設にお任せください! ー1962年創業の老舗建設会社ー

市川市Aマンション排水管修繕工事

AFTER

BEFORE

マンション排水管の修繕工事です。地盤沈下、地震等の外力により、コンクリート造マンションの床下で排水管支持金具が破損・・・。排水管が湾曲してしまい、勾配(傾斜)が一部、逆勾配に。
更に地中で排水管の一部が折れてしまいました。

住所

千葉県市川市

建物種別

マンション

工事箇所

排水設備

工期

約1か月

調査時の画像。内視鏡(ファイバースコープ)を排水管の中に入れ、配管内部から傾斜、破損状況を目視で確認していきます。おおよその距離も計測できます。

ファイバースコープの先端が汚れてしまい画像が不鮮明になってしまうので、高圧洗浄ノズルも同時に入れ、カメラヘッドを水流で洗浄しながら、調査を進めます。

配管に勾配の異常を確認。コンクリート床下の配管(地中に埋まっている)配管の為、マンションの1階ベランダ下を「手掘り」で掘削して配管を交換いたします。(スペースが無く重機が入らない、又既存の配管は切断できない(居住中)の為)

撤去した配管の一部。コンクリート床下の吊りボルトが完全に切断。(折れています)配管勾配(湾曲)不良の原因です。

折れた排水管の断面。地震、地盤沈下等、自然の力はすごいです。

古い排水管はすべて撤去。吊りボルトも含め、新しい排水管に交換していきます。系統毎に実施。

新しい排水管です。傾斜も上階の水を排水して、1系統ごと確認していきます。

コンクリートマンションの床下、狭い空間ですが、ギリギリ作業可能です。

厳しい環境ですが、安全に配慮しながら、配管を組んでいきます。設備工事より土木工事が大変でしたが、無事工事完了。本来、床下掘削の作業は、地震、液状化で建物が傾いてしまった場合、地表から掘削して建物直下まで掘り進み、建物基礎を油圧で上げて、鋼管杭を入れて、傾斜した建物を復元する、掘削技術を応用致しました。費用は掛かりましたが、コンクリート躯体には振動を与えず、騒音もほとんど発生しない為、マンション居住者様、在宅でも作業可能でございます。