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マンションの損害保険について

ご相談事例

建物の堅牢度は自然災害と共に向上してきました。日本では大地震が発生する度に、耐震基準が厳格化してきており自然災害は常に人類の想定を上回るということを思い知らされるようであります。

 

 

緊急事態には、マンション共用部分の火災保険や地震保険が非常に重要になります。また火災保険では地震による災害はカバーしておりません.ので、火災保険とは別に加入する必要があります。ただ地震によって建物が損傷するという事態は、東日本大震災のような大規模な地震でない限り発生しない事態であるので、あえて地震保険に加入しないという選択をされる場合もありますが有事の際には国が保証してくれることもないので、やはりあるとないでは大違いです。慎重に検討する必要があるかと思います。

 

また保険料はその保険がカバーしている補償内容に比例します。年間ではそれほどでもない金額差も5年、10年と長期スパンで考えた時大きな差が生じます。たとえば水災補償があり、これはゲリラ豪雨などにより冠水し駐車場の水没や床上浸水などが発生した際の補償となりますが、建物構造や立地条件などで当てはまらない建物もあるかと思いますので不要であれば除外しても宜しいと思います。

近年、マンション全体の老朽化により主に配管からの漏水事故の多発で、室内の水濡れ被害が発生し火災保険を使用する事例が増加しており全体の保険料が値上がりしております。

 

災害保険の必要性は言わずもがなでありますが、ますはご自身のマンションで加入している保険がどんな内容になっているか確認することと、大規模な災害でなくとも保険が適用となりますので小規模な損害でも積極的に保険を活用することもマンションの運営をする上で重要であると思います。